そうだ、犬鳴村にいこう。 映画感想「犬鳴村」
365日映画カレンダー 3月9日 「犬鳴村」
さて、今日は「犬鳴村」を見てきました。ベースとなる都市伝説は九州に実際にある「旧犬鳴トンネル」にまつわる噂で、なんかネットの情報を見る限りだとトンネルの雰囲気とか、結構再現率が高いらしい。
おすすめ度
5:悪霊たちが割りと積極的で、ぞくっとするシーンが多くて◎
【おすすめ度は1が低評価。5が高評価。あくまでも独断と偏見による評価です】
概要
感想
犬鳴村よりよっぽど怖いコロナウィルス
今日は久しぶりに有休をとったのでゆっくり映画でも観るか~ということで映画館へ。
土日でもそんなに混雑するような映画館ではないので席は選び放題だろうな、と思って券売機を操作すると・・・
「あれ?席がめっちゃ埋まってる????」
不自然なほどに席が空いていません。よーく見てみると、席がひとつとばしで埋まっている。まさか、これって・・・と思いながら劇場へ向かうとやっぱりがら空きでした。
どうやらコロナウィルス対策(どっちかというと感染を配慮したというより、知らない人と隣あって座るのがイヤ!という客への配慮だと思われる)のようだ。
うーむ・・・確かにコロナウィルスは怖いけどさ、ちょっとやりすぎなんじゃないの?って思う。
「ウィルス」という目には見えない物質におびえる人間たち。
コロナウィルスの方が「犬鳴村」よりよっぽどか怖いんじゃないのー?
そもそもの犬鳴村の都市伝説について
さて犬鳴村について簡単に説明します。
九州の福岡県の都市伝説であり、内容としては
旧犬鳴トンネルの近くに治安が及ばない恐ろしい集落「犬鳴村」があって、そこに立ち入ったものは生きては戻れない・・
だそうです。
犬鳴村の目印は「この先、日本国憲法は適用しません」なんていう意味不明な看板が目印になっています。
というか、日本国憲法が適応されないってどういうことー?笑ってなるわけですが、まあ言いたいこととしては、こっから先はめっちゃ危険だぜ、ってことなんでしょう。
それにしてもこんな都市伝説、どこにでもありそうだけどどうしてこんなに広まったんだろう?と思って犬鳴峠、犬鳴トンネルで適当に調べてみたところ、実際に旧犬鳴トンネルでは殺人事件もあったらしく(かなり残酷な事件)、そういったこともあって噂が広まったのかもしれません。
あと犬鳴峠付近は悪路であり、事故が多発したのだとか。いずれにせよ、不吉な「何か」を引き寄せるパワーがあるのかもしれませんね。
冒頭は緊張があってすごくよかった
まずこれは映画のシーンとはまったく関係ないけれど、例えば「東映」ってロゴがでるじゃないですか?今作はホラー映画なんで、ロゴが出たあとに血しぶきがぶしゃ!ってなる演出があったのですが、個人的にはそれがすごく好きだった。笑
まあどうでもいいことですけど、今からホラー映画始まるんやー!ってテンション上がる。笑
さて、映画本編の話になりますけど、映画の出だしから怖くて◎
というか出だしがピークと言っても過言ではない。
さすが呪怨でお馴染みの清水崇監督だけあって、怖がらせるポイントはよく分かっているなーと思った。
冒頭はビデオカメラで録画したような画質で始まります。
女の子が突然うつり、
「ここが夜中の二時に鳴ると噂の公衆電話の前です・・・」
撮影するのはその彼氏。彼女は心霊スポットでも割りと平気みたいですけど、彼氏はビビりまくっています。
(またyoutuberが心霊スポットに行ってぶっ殺されるパターンかよ・・と僕的には若干げんなり・・・)
トンネルの中でちょいちょい幽霊がうつりこんでいるのに気づかない二人。
犬鳴村は地図から消えた伝説の村、とか言われているわりに意外と簡単に二人は犬鳴村を見つけてしまいます。笑
「ここが・・・犬鳴村・・・ごくり」
犬鳴村は朽ち果てた集落という感じで家々は半壊しており人が住んでいるという感じはまったくありません。
「おし〇こ」
と突然、尿意をもよおす彼女。
「どこにも行かないでよ~」
とか言いながら
「音が聞こえるからもっと遠くにいって!」
と言ったりして、どっちなんだよこいつ、はやく死ねよ。と思っていたらなんやかんやで犬鳴村の人たちに襲われて半殺しになります。笑
映画「犬鳴村」のいい点をあげるとすれば、
悪霊たちがめっちゃ積極的である
ということがあげられますね!
もう悪霊っていうか、ほとんど人間くらいの確かな存在感をもっておバカカップルたちを襲います。
「ええー出だしからめっちゃ悪霊でてきますやん・・」と思いながら映画を観る僕。
その後、悪霊たちは犬鳴村から出張してまで主人公たちを驚かします。とにかくめちゃくちゃ積極的で、犬鳴村に行っていない人でも平気で殺すのには驚きました。あれだったらあの地域一帯に住んでいる人は死にまくってるんだろうな・・・笑
実際に犬鳴峠近くに住んでいる人たちはこの映画公開をどういった気持ちで見ているのだろう・・。
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