エンジニアが映画評論家になるブログ

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エンジニアをしている普通のサラリーマンが、映画評論家になってどや顔で映画評論するまでの軌跡を綴るブログです

32歳だけどやりたいことを見つけた件について

はじめまして mitoramu です。

このブログは

〇何かを始めたいけど、なかなか行動できない人

〇映画好きな人

〇とりあえず暇な人

 

を対象に書いています。特に、何かを始めたいけど行動できない人が何かを始めるきっかけになればいいかな、なんて思っています。

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電車に揺られて会社へ向かう途中、ガラスに映った自分の顔をみてぞっとすることがある。なぜなら、ジョージ・A・ロメオ監督の作品「ゾンビ」に登場する、生きた屍がそこにうつっているからだ。

 

僕は32歳になった。結婚はしていない。周りが次々と結婚をし、家庭を持ち、映画のハッピーエンドみたいな幸せな時間を送るなかで僕は毎日苦悩していた。僕の人生はこれでいいのか?このままでいいのか?なにか時間を忘れて熱中できるようなことがあるんじゃないのか?

 

そういえば高校生だったころに、ある女の子に

 

「mitoramu君はさ、きっと何もやりきったことがないんだよ。だからいつもそんなふうにへらへらしていられるんだよ」 

 

と言われたことがある。それは高校の卒業式のときで、みんなが感動の涙を流しているなか僕だけは「なに泣いてんのwww」と笑っていた。すると彼女はあきれた顔で僕をみて、吐き捨てるように言ったのだ。

 

ショックだった。大蛇が人を食べまくるB級映画アナコンダ」が超名作だったのに、続編である「アナコンダ2」がくそ映画だったときと同じくらいショックだった。

 

彼女の言う通りだった。確かに僕は何もやりきったことがない。

 

中学時代にやっていた剣道だって高校になってから辞めてしまったし、高校で始めたブレイクダンスは頭で回転するヘッドスピンをマスターしただけで満足して辞めてしまった。

 

そのあと大学受験にも失敗した。社会人になってからは高校教師をしていたけど、くそブラック環境すぎて七年働いてのち、結局は退職してしまった。

 

僕はこのまま何もやりきれないまま、充実感を感じないまま僕は朽ちていくのか?

 

いやだ!そんなの絶対にいやだ!

 

そんなときだった。僕は衝撃的な告知を目にしたのだった。それは映画館にて「ダンスウィズミー」という映画を見ているときのことだ。

 

https://www.kinejun.com/eigakentei/

 

 え、映画検定??だと・・・・・?そんなすばらしい検定があったのか??

映画が終わったあとすぐさまネットで詳細を調べた。

 

映画検定とは「シネマ旬報社」による、簡単に言ってしまえば「どれだけ映画を愛しているか」を判定する試験で1級から4級までが取得できるらしい。僕はネットの画面をスクロールしていく。

 

目に飛び込んできたのは、映画検定で資格を取得した人に贈られる特典についての記載だった。特典は7つもある。そのうちの一つの特典に僕の目は釘付けになった。以下、HPの画像の一部を抜粋した。

 

 

なんかすごそうだけど、正直あまり興味ない!

 

イオンシネマにて、資格取得者の名前が表示されるらしい・・・う、うーん。これ、うれしいか?

 

申し訳ないけど、キネマ旬報を買ったことがないです。おいおい、僕からするとあまり魅力に感じるような特典がないぞ、とおもっていると・・

 

 

映画祭の審査員になれるだって?これだ!

 

よし、決めた!僕はこの特典をゲットして、映画祭の審査員になってやる!

 

映画は高校生のときから大好きで、社会人になった今でも週末になるとほぼ毎週映画館に足を運んでいる。それが人に誇れるようなことではないことくらい分かっているが、映画が好きという気持ちなら誰にも負けない自信がある!

 

大好きな映画を、審査員としてみれる……最高じゃないか!僕はすぐに映画検定の受験を決意した。

 

しかし合格者特典4は映画検定1級または2級のさらに限られた人のみの特典……。まじか……めっちゃ倍率たかそうやん……。だけど最初から諦めていたら何事も成し遂げることはできない。とりあえずノリでもいいから「とりあえずやってみる」ことが大切なはずだ。

 

やりたいことが決まればさっそく行動あるのみ!

 

映画検定を受験し、そして合格者特典4をゲットして映画祭の審査員になる!

 

次回以降のブログで具体的にどうやって対策をたて、勉強していくかについての作戦を練ろうと思う。